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2015.07.31更新

7月も下旬になり子供達も夏休みに入りましたね。夏休みの思い出作りに、親子で外出をする方も多いのではないでしょうか。しかし海水浴やプール、キャンプ、花火などには、思わぬところに危険が潜んでいます。
今回は、夏休みに子供が気を付けたい事故の注意点を、場面別でまとめました。家族の安全を守り、楽しい夏休みにするためにも、この記事を参考にして、親子で注意点を話し合ってみてください。
1. 海水浴、プール、川遊び
水遊びで注意するべきなのは水難事故です。水難事故の恐い点は、「死亡率の高さ」です。政府広報オンラインによると、過去10年間の推移では、水難 者の数は1,600人強から1,900人強の間で推移しており、そのうち死者・行方不明者は毎年800人弱から900人弱の間となっています。水難事故に あっている半分近くが死亡しています。海水浴、川遊び、プールなど状況に応じた注意点を理解して、水難事故を防ぎましょう。
[海水浴]
海水浴では、ちょっと足を浸して遊ぶくらいのつもりが、目を離した一瞬の隙に重大な事故につながることも考えられます。危険な場所を確認することや、アルコールを控えるなど、海水浴での事故防止には、親の意識がとても重要です。
☆注意点
(1)危険な場所を確認し、近づかない
(2)子どもだけでは遊ばせない
(3)悪天候のときは泳がない
(4)お酒は飲まない
(5)釣りやボートに乗るときは、ライフジャケットを着用する

[川遊び]
川などでのレジャーでは、魚とりや釣り、泳ぎやボート遊びなどのほかに、河原でのバーベキューなど、必ずしも水に入ることを目的としない楽しみ方も あります。そのような川などのレジャーでも、毎年のように水難が発生しています。川などでの水難を避けるためには、前述したような海での注意点に加えて、 次のような注意をしてください。
☆注意点
(1)出掛ける前に天気や川の情報をチェック
(2)危険を示す掲示板などがあるところは避ける
(3)河原や中州、川幅の狭いところに注意
(4)天気や川の変化に注意する
[プール]
監視員がおり、自然環境にも左右されないプールは子供にとって安全な場所ですが、なぜか事故が絶えません。主な事故として「転倒や飛び込みによるケ ガ」「吸水口に吸い込まれる」「溺れる」などがあります。保護者が子どもの行動を先回りし、うまく導いてあげることが必要です。
☆注意点
(1)子供から目を離さない
(2)「走らない」「飛び込まない」を徹底する
(3)落ち着いて行動させる
2.キャンプ、バーベキュー
バーベキューなどでよく使われる道具は、使い方によっては事故の危険性を秘めています。取扱い説明書をよく読まずに、思い込みで誤った使い方をする と大事故につながるかもしれません。川遊びなどをする場合は先程の注意点を意識してください。万が一子供に何かあった場合に備えて、最寄りの診療所を把握 しておきましょう。
☆注意点
(1)着火剤やカセットコンロの扱いに気を付ける
(2)日焼けに注意する
(3)アレルギーを示す植物、毒のある虫、蛇などを把握しておく
(4)最寄りの休日診療所は確認しておく
(5)水難事故に注意する
3.花火
子供のやけどの主な原因のひとつが、花火です。最悪の場合、眼球に火が直撃し失明の可能性もあります。また花火が原因になった火災事故も増えています。花火の時は、子供の行動に行動を目を配るとともに、燃えやすいものが近くにないか十分注意してください。
☆注意点
(1)広くて安全な場所を選ぶ
(2)消火用のバケツを準備する
(3)製品の表示をよく読み、正しく遊ぶ
(4)ライターで着火しない
(5)長いスカートや浴衣を着て花火をしない
4.遊園地、スポーツ
子ども達は、遊びやスポーツに夢中になると時間を忘れてしまいます。こんな時、気をつけたいのが熱中症です。

☆注意点
(1)こまめに水分を補給する
(2)睡眠を十分とるなど体調管理をする
(3)帽子をかぶるなど服装を工夫する
(4)気温などをこまめに確認する

夏休みのレジャーは子供にとってとてもよい思い出となります。子供がこころから楽しめるようにするためにも、親は自然の危険を意識して、場面に応じて最適な準備をするのが大切です。今日の注意点を意識して、残りの夏休みをよりよいものにしてください。


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投稿者: しかくぼ整骨院

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